第0回ISDPレポート:イナテックソーシャルデザインプロジェクト/キックオフミーティング。
参加大学は、愛知県立芸術大学・名古屋芸術大学・名古屋造形大学・名古屋学芸大学・大同大学の5校。
イナテックの社員とチームを組み、総勢33名で新しい商品提案に臨みます。
全6回、およそ半年間のプロジェクトです。
・社員
・学生
・デザイナー
の3者でチームを構成。3チームを形成しました。
今回デザイナーとして参加していただくのは3人
株式会社イレブンスの小林和生氏、フリーランスの横地洋介氏・山元和哉氏です。
いずれのデザイナーも、企画・プロダクト領域のデザイナーです。
自動車のEV化が叫ばれるなかで、自動車業界は大変革時代を迎えます。イナテックとしても、その時のために準備はしておきたい。
さらに、ものづくりの世界では若者離れが叫ばれていますが、今回のテーマは「ワクワクマイノリティ」。この困難な課題に、ものづくりは答えることができるのか。いえ、ものづくりだからこと、乗り越えていけるのではないではないか。
そんな課題や夢や希望、いろいろなものを含ませて、プロジェクトはスタートしました。
初回は
1、顔合わせと自己紹介
2、レクチャー「リサーチの方法論について」 浅野翔氏(デザインリサーチャー)
3、工場見学
4、テーマ設定へのプレワークショップ
5、ぷち交流会
になります。
はじめに、イナテックの事業紹介と、浅野翔氏によるリサーチレクチャー。
さまざまなリサーチの方法が紹介されて、ぜひプロジェクトに活用していただきたいものです。
その後、工場見学へ、2グループにわけて行われました。
今回は、テーマが「ワクワクマイノリティ」です。
マイノリティのワクワクする未来をどうものづくりは創造できるか。
可能性を探ります。
最初はぎこちない空気が流れ・・・つつ、茶菓子を潤滑油にして、場がだんだんとゆるまってきます。
商品やブランドをつくるということは、
どれくらい売れそうか、市場性があるか、ということが、大きなポイントになりますが、今回のテーマはマイノリティです。
マイノリティであるということは、数のメリットが、そもそも弱い中で、一体、参加者がどんな課題を社会から抽出し、取り組みを進めるのか、とても楽しみです。後半はテーマ設定によるワークを行いました。
ワークショップの中では、どんなテーマで取り組むか、まずは、どんなマイノリティを取り上げるかを、ディスカションしていただきました。その中で、「戦争に賛成する人はマイノリティ」や、「今だにガラケーしか持っていない人はマイノリティだ」など、様々な角度からのマイノリティの議論が行われました。
次回のテーマ設定へ臨みます。